開園当時から行きたいと思っていた河津バガテル公園へやっと行ってきました。
本家・パリのバガテル公園を再現したバラ園で、1,100品種6,000本が植栽された素敵な空間です。 これだけのバラがあると、さすがに辺りはバラの香りに包まれています。
バラ園を楽しむには大事な要素ですね。
スタンダードローズの株元に5本のバラを植栽するスタイルがここの主流で、これがフランスの整形式庭園らしい雰囲気を醸し出していました。
広く開けた視界のどこにもバラが見えるよう、緻密に計算されているであろうことが、素人目にもわかります。
そして、視界の先は山と海です。 庭園のなかは車椅子でも移動できそうなバリアフリーで、坂道もとても緩やかです。
視界の心地よさ、歩きやすさ、いろいろな角度からバラをめでたい気持ちもあって、気がつくと2時間は歩き回っていました。
近頃では、最近の流行や、自分が昨年イギリスへ行ったこともあり、イングリッシュ・ローズを目にする機会が多いのですが、さすがここはパリのバガテル公園を再現したというだけあって、フランス作出のバラを多く見かけました。それから、ドイツ作出も多かったですね。
フランスへのこだわりのなせる技でしょう(笑)。
売店もなかなか充実しています。フランス広場というエリアに、「パフューム工房」「ガーデニングショップ」「フードショップ」「クラフトショップ」「カフェ」「レストラン・バガテル」「ワインカーヴ」が並んでいます。
今回はバラ苗がイチオシのお買い得品でした。それ以外にも、雑貨やアクセサリー、外国の食品なども数が揃っているので、見て歩くだけでも楽しかったですよ。
ついつい財布の紐も緩くなってしまいました。庭園のムードに合った品揃えだったからこそだと思いますよ。
ディズニーランドで、アトラクションだけじゃなく買い物も楽しいのと似ているかもしれませんね。
フランスへのこだわりは随所にあります。 庭園内のオランジェリーと呼ばれる建物はベルサイユ宮殿のプチトリアノンを模したものだし、レストランはマリー王妃が作らせたアモー(田舎小屋)を再現したもの。メニューはもちろん、フランス風田舎料理です。 帰りがけにレストラン内のお手洗いに入ったら、洗面台も便器もフランス製でした。 ここまでとは…!
バガテル公園について、ブログでも6回にわたり記事を書いていますので、あわせてご覧いただけたら幸いです。
いろいろ書きまくり? ほほほ。それだけ見ごたえがあったってことですわ。(o^-^o)♪
ブログ「まったり…ほっこり」 ルポ:河津バガテル公園(1) ほか
なお、河津のふりがなは「かわづ」なのでスペルはKawaduのような気がしますが、公式サイトでの表記がKawazuなので、こちらのアルバムでも公式サイトにならってKawazuにしました。
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