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編集後記


ブログで記事更新のお知らせと編集後記を兼ねたことをしているので、2008年からはブログのほうで書いていきます。
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2007年
 

アークヒルズ ローズフェスティバル 2007  香る散歩  墨堤さくら'07  Miniature Roses in 2006  Christmas Town in 2006

2006年
 

京成バラ園'06  アカオ ハーブ&ローズガーデン  河津バガテル公園
日本フラワー&ガーデンショウ'06   春夏秋冬 四季の色   Miniature Roses in 2005

2005年
 

Miniature Roses in 2004  コマツガーデン'05   バラとガーデニングショウ'05
薫風の英国紀行  京成バラ園   神代植物公園   おいしい色   ミニチュア・クラフト


* 2007年 *

アークヒルズ ローズフェスティバル 2007

六本木のアークヒルズ(六本木ヒルズとは別のビルなんですよー)で、毎年バラのイベントを開催しているんです。5回目の今年、初めて行ってきました。

ビルの屋上のイベントスペースに、コンテナによるローズガーデンがで作られ、フルートとハープの演奏が優雅なムードを演出していました。
足元には樹高の低い広がるタイプのバラ、目の高さにはシュラブや腰高のコンテナに植栽されたバラ、そして頭上にはバラのアーチ。コンテナでもここまでできるんですね。
流木のオブジェと玉砂利、苔が方々にあしらわれ、和の趣がなかなかいい風情でした。こうして和風なエッセンスを取り入れてバラをあしらってあるのが私には新鮮でしたし、日本人の美意識の延長にあるバラの演出の仕方をもっと提案していってほしいなと思いました。
バラは何も西洋だけのものではないんですよね。特別公開(通常非公開)のローズガーデンには日本とアジアの原種のバラが植栽されているそうです(残念ながら行けませんでした)。

強風の吹き荒れる日だったので、バラの香りを楽しむどころでなかったのが残念。写真のピントが合わないのも苦労しました〜。

レイアウトが決まらなくて、時間が掛かってしまいました。ロゴを作っているときは楽しくサクサク進んでたんですけどね〜。

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薫る散歩

5月はお天気の良い日が多かったですね。
お天気の日は、カメラをカバンに忍ばせていました。
店先、庭先、それから道端でも、太陽の光を浴びて、植物がぴんと元気に葉や花びらを伸ばしている姿が、目に心地いいんです。
風も薫るし、植物も香る。5月はお散歩が楽しいです。

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墨堤さくら'07

2007年は例年に比べ、驚くほど早く桜が咲き始めました。いつか引き合いに出される年になるでしょうか。
東京が日本で一番先に桜の開花宣言が出されました。その一番早く咲いた桜を求めて、隅田川河岸へ行ってきました。
「墨堤さくらまつり」の賑わいのなか、川岸の桜並木を歩きました。桜橋や言問橋の上からは、隅田川を行き交う船を眺めたり、ずーっと続く桜並木を眺めたりしました。
ここの桜並木の歴史は古く、徳川8代将軍・吉宗の時代に植えたのが始まりだとか。その後300年の歴史のなかで植樹が繰り返され、桜並木を保ってきたといいます。桜への特別な思いがこの桜並木を作ってきたんだなーと感慨深く浸りたかったんですが、現実はお祭り騒ぎ。和太鼓がドンドコ鳴り響いていました。
河岸には有名な桜餅と言問団子のお店があり、こちらも長蛇の列。「花より団子」の見学もできました。
桜を浴びるように堪能しないと、春の気分になれない私。今年も堪能することができて、満足しました。

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Miniature Rose in 2006

2006年にミニバラ栽培3年目を迎えました。
以前から「バラは3年目に本領を発揮する」と聞いていたので、この日が来るのを楽しみにしていたのです。
期待を裏切らず、充実振りを見せてくれました。

2006年は春から天候不順が続き、生長にも影響が出ましたし、ウドンコ病もなかなか収まることがありませんでした。悩みが尽きない1年でしたが、それでも改めて写真を見ていると、間違いなく前年より花が充実してきているのがわかりました。

写真の撮り方も、最初の頃とは違ってきていますね。
サイトを作る技術も変わってきたかな…? 
枚数も多くなりました。「Spring」「Summer-Autumn」に分けてあります。画像をクリックしていくと、「Spring」から「Summer-Autumn」に移っていきます。「Spring」「Summer-Autumn」の文字をクリックすることで切り替えもできます。

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Christmas Town in 2006

クリスマスのシーズンになると、華やぐ街のディスプレイ。
それを見に行くのが、私のささやかな楽しみ。
元気なときはもちろん、気持ちが沈んでいる年でも、「やっぱりクリスマスのデコレーションを見ないと、年を越せないわ」と思うんです。

今回は、まとまった枚数を撮影することができたので、「春夏秋冬 四季の色」には入れずに、独立したコンテンツにしました。
いくつかの街のいろんな所で撮影しています。

クリスマスの色といえば、赤と緑。
宗教的な背景はともかく、エキサイティングな配色ですよね。
この色を基調に、今回はフラッシュを使わないページ構成でまとめてみました。

ウキウキしながらのそぞろ歩きが伝わるでしょうか。

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* 2006年 *

京成バラ園'06

秋バラのシーズンを待って、京成バラ園に行ってきました。
せっかくの待ちに待ったお出かけだったのに、園内に入る頃には雨。
傘を差しての撮影となりました。

前回回れなかったイングリッシュローズ、オールドローズのエリアを中心に回りました。
でも今回、一番キレイに咲きそろっていたのは、桜貝(FL)でした。
14枚目のバラが桜貝です。

雨脚が強くなると、バラの香りがピタッと止んでしまいました。
お天気の意地悪。雨なんて降る予定じゃなかったのに。

その代わり、雨粒をまとったバラを撮影することができました。
バラの花には、不思議と雨粒が似合うのです。

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アカオ ハーブ&ローズガーデン

熱海のホテルニューアカオをはじめとするアカオグループの施設の一つが、この庭園です。
今回のアルバムのデザインは、スクラップブッキング風にしてみました。
それらしい壁紙を探していたんですが、ピンとくるのが見つからず、とうとう自分で作ってしまいました。ε- ( ̄、 ̄A)

この庭園の日本一といえば盆栽なんだと思いますが、フォトアルバムとして一連のイメージの中に入れるのが難しかったので、盆栽のある日本庭園は今回のフォトアルバムには入れませんでした。

写真を整理していたら、クライミングローズガーデンのエリアに行っていないことに気がつきました。
それでも、クライミングはあちこちに仕立ててありましたので、楽しむことができました。
斜面にクライミングがいくつもあったんですけど、どうやって手入れしているんでしょうね?

願わくは、赤いバラのアーチが見頃のときに行きたかったな〜。
見頃をちょっと過ぎたバラが多かったのが残念でした。

それから、ハーブをどうやったらいい感じに撮影できるのか…という課題ができました。
草を撮るのは難しいです。

ブログで3回にわたって訪問記を書いていますので、興味をもっていただけたら、そちらもあわせてご覧ください。

ブログ「まったり…ほっこり」  ルポ:アカオハーブ&ローズガーデン(1) ほか

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河津バガテル公園

開園当時から行きたいと思っていた河津バガテル公園へやっと行ってきました。
本家・パリのバガテル公園を再現したバラ園で、1,100品種6,000本が植栽された素敵な空間です。 これだけのバラがあると、さすがに辺りはバラの香りに包まれています。
バラ園を楽しむには大事な要素ですね。

スタンダードローズの株元に5本のバラを植栽するスタイルがここの主流で、これがフランスの整形式庭園らしい雰囲気を醸し出していました。
広く開けた視界のどこにもバラが見えるよう、緻密に計算されているであろうことが、素人目にもわかります。
そして、視界の先は山と海です。 庭園のなかは車椅子でも移動できそうなバリアフリーで、坂道もとても緩やかです。
視界の心地よさ、歩きやすさ、いろいろな角度からバラをめでたい気持ちもあって、気がつくと2時間は歩き回っていました。

近頃では、最近の流行や、自分が昨年イギリスへ行ったこともあり、イングリッシュ・ローズを目にする機会が多いのですが、さすがここはパリのバガテル公園を再現したというだけあって、フランス作出のバラを多く見かけました。それから、ドイツ作出も多かったですね。
フランスへのこだわりのなせる技でしょう(笑)。

売店もなかなか充実しています。フランス広場というエリアに、「パフューム工房」「ガーデニングショップ」「フードショップ」「クラフトショップ」「カフェ」「レストラン・バガテル」「ワインカーヴ」が並んでいます。
今回はバラ苗がイチオシのお買い得品でした。それ以外にも、雑貨やアクセサリー、外国の食品なども数が揃っているので、見て歩くだけでも楽しかったですよ。
ついつい財布の紐も緩くなってしまいました。庭園のムードに合った品揃えだったからこそだと思いますよ。
ディズニーランドで、アトラクションだけじゃなく買い物も楽しいのと似ているかもしれませんね。

フランスへのこだわりは随所にあります。 庭園内のオランジェリーと呼ばれる建物はベルサイユ宮殿のプチトリアノンを模したものだし、レストランはマリー王妃が作らせたアモー(田舎小屋)を再現したもの。メニューはもちろん、フランス風田舎料理です。 帰りがけにレストラン内のお手洗いに入ったら、洗面台も便器もフランス製でした。 ここまでとは…!

バガテル公園について、ブログでも6回にわたり記事を書いていますので、あわせてご覧いただけたら幸いです。
いろいろ書きまくり? ほほほ。それだけ見ごたえがあったってことですわ。(o^-^o)♪

ブログ「まったり…ほっこり」  ルポ:河津バガテル公園(1) ほか

なお、河津のふりがなは「かわづ」なのでスペルはKawaduのような気がしますが、公式サイトでの表記がKawazuなので、こちらのアルバムでも公式サイトにならってKawazuにしました。

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日本フラワー&ガーデンショウ'06

「2006日本フラワー&ガーデニングショウ」(主催:社団法人日本家庭園芸普及協会)というイベントを見つけました。2006年のテーマが「見る*育てる*食べる 健康ガーデニング」で、花も野菜も育てている私にピッタリ!と喜び勇んで行ってきました。

今年のフォーカスフラワー、つまりテーマの花がトルコギキョウ。
日本国内で流通する切花のなかで、ベスト10常連の花です。よく見慣れている花なのに、意外や豪華で、こんなに表情が豊かなのかと驚かされました。和風、洋風、パーティー、ブライダル、日常づかい、なんでもありの万能選手なんですね。
特にブライダルや豪華なアレンジには、女性客が「キャ〜、可愛い〜o(*>▽<*)o〜★」と大騒ぎでした。

切花、鉢花、菜園、造園という幅広いジャンルが対象で、あれを見たら、何かしたくなりますね。
そんな盛りだくさんの会場の様子を、写真に収めてきました。
あぁ、楽しかった♪

最後の1枚は、花手毬の「もも」です。F&Gジャパンセレクション人気投票種苗会社部門鉢花第8位を受賞していました。自分のHNにちなんで選んでみました。
せっかくなら1位を出してほしい? ほとんど「表彰中」で不在だったんですよ〜。残念。

ブログに簡単なルポをまとめました。興味を持っていただけたら、あわせてご覧ください。

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春夏秋冬 四季の色

3年くらいかけて少しずつ撮り貯めた写真をまとめました。
使用したカメラも撮影地もいろいろ、技術もまちまちです。
なのに、こうしてまとめてみると、それぞれの季節にはそれぞれの色があり、季節ごとにまとまりが見えてくるものですね。

もう一つ明らかになったことが。夏の写真が極端に少ない…。
読めなくなったCD-Rに若干データが入っているのだけど、そもそも撮影枚数が少ないのです。
次の夏は撮影を意識してみようかな。

なお今回は、Lightbox Plus(おおたに@SimpleBoxesさん作)というスクリプトを使用しています。そのお陰で、サムネイルをクリックすると拡大画像が中心に表示されるのです。

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Miniature Roses in 2005

小さな挿し木苗だったミニバラを育てて1年が経ちました。
2年目の春には、房咲きで咲くようになりました。こんなに花が付くとは予想していなかったので、狂喜乱舞しそうな衝撃でした。このときに完全に心をつかまれましたね(笑)。

どんな雰囲気の花がほしいのかがわかるようになり、新しいミニバラも購入しました。写真を撮る機会はさらに増えました。

日々生長していく姿を追うのは、本当に楽しい。一番美しく咲いている瞬間を収めることができたときはもちろん、変化していく様を写真に収められたときも嬉しいものです。
こうして1つのアルバムにまとめると、手間だったことよりも喜びが胸に蘇ります。

プライベートなアルバムの雰囲気が出るようにデザインしてみました。

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* 2005年 *

Miniature Roses in 2004

「花束より長持ちするわよねぇ…」
そんなかる〜い気持ちで買ってきたミニバラ2鉢。
せっかくデジカメを買ったことだし、腕慣らしにミニバラを被写体に写真でも撮ってみようかな…。

その後1年間、ミニバラの写真を撮りまくることになろうとは、自分自身ビックリです。
挙句のはてに、こうしてお披露目することになろうとは、お釈迦様もご存じなかったりして?
それが1年のダイジェストをまとめるに至って、感無量です。

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コマツガーデン'05

カタログを眺めていて、一度は行ってみたいと思っていたナーセリーです。
元気な苗が並んでいました。
コマツガーデンの苗は接木苗。元気なノイバラの台木に苗をついであるわけですが、今まで挿し木苗の新苗を見慣れていた私の目には、とてもたくましく映りました。

リトルアーチストなんて、見慣れた花径は1.5cmくらいだけれど、ここのは2.5cmくらい。倍近い大きさです。お見事!

目移りして、もォどうしようかとウロウロしたあげく、ピッコロを買いました。
バラ関係の書籍も魅力的で、あれもこれも欲しくなって葛藤しました…。次に行ったときはいろいろ買ってしまいそう…。

コマツガーデンの近くに、お食事のおいしいところ、お手ごろなお買い物どころ、さらにTVチャンピオン優勝経験のあるケーキ屋さんも見つけたので、石和へ行くのがやみつきになるかも…♪(o ̄▽ ̄)ノ

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バラとガーデニングショウ'05

第1回目からやっているのは知っていたし、行って見たいかな〜くらいには思っていたけど、入場料が2,000円って高いよな〜、と躊躇していたのでした。
今年はバラの写真を撮るのが趣味になっていたし、たくさんのバラに出会ってみたくて…なんといっても香りに出会いたくて、初めて行ってきました。
イベント会場にこれだけの樹木を設置し、雑木林や町の一角を再現する労力と能力、それらを会期中管理することに敬意を払わずにいられませんでした。出展社の方々の熱気も、消費者の狂おしいバラ病も感じました。バラのあしらい方についても得るものが多かった。

しかし、です。主催者の方、動線考えてくださいな。
他業種の展示会にはたくさん回ってきましたが、会場設置に関しては今までで一番稚拙に感じました。7回もやっているんでしょう? それにしては…。
メインの「秘密の回廊」が1〜2時間待ち。ディズニーランドじゃないんだから…。入場料を取ったエリアの中に、さらに入場料が必要なところとそうでないところがあり、その棲み分けが私にはよくわかりませんでした。
通路の取り方、出展ブースの設置の仕方にも問題があるから、偏った混雑が起こるんです。

来年も行くかと問われたら…う〜ん、どうでしょうねぇ。

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薫風の英国紀行

国花であるバラを、シーズン真っ只中に見に行こう。
それが旅の一つのテーマでした。
行く前はうだうだ考えたけど、行って良かった。やっぱり体で感じなくちゃ。

コッツウォルズはまた行きたいと思える所でした。
イギリスの食事はマズイという定説(?)を覆すくらいの食事を楽しめました。野菜と乳製品がおいしかったもの。それに、グローバリゼーションは外食産業を盛り立てて、食事をおいしくするんじゃなかなと思いましたね。
空気が清々しくて景色が美しい、それだけでも十分な魅力です。
アンティークや骨董に特別な興味があるわけではないけれど、本場で歴史を刻んだ物というのは、しっくりとくる重みがありました。日本で言うと、安土桃山時代から姿を変えない村々が現存しているんですから、ホント驚きです。100年や200年程度昔の物品が使われていても、なんら特別なことではないわけです。

ロンドンではおいしいものに縁がなかったなぁ…(-_-;)
おいしくないのを体験するのも旅の醍醐味だと思っているので、一つ達成したことになりますね。
あまりの暑さに、スタバのフラペチーノを毎日飲んでいました。ホテルの客室も含めエアコンがない所にばかり行っていたので、生ぬるいドリンクじゃ暑さに慣れていない体が悲鳴をあげて…。フラペチーノを頼むと、後ろに並んでいる人々の視線が釘付けなのが驚きでした。子供も「ボクもあれが欲しい〜」みたいなことを言ってたし、おねーさんに「それ何?」と声を掛けられたりもしました。みんなも暑かったのね。

バラを見に行ったと書いておきながら、食べ物の話をしてるのもなんですね。
ロンドンのリージェンツ・パークですが、公園に入る2本くらい手前の道あたりから、バラの香りが漂っていました。新宿・渋谷並みか、それ以上空気が悪い街なのにもかかわらず、です。
中はめまいがするほどバラが溢れていて、知らない人どうし「きれいですね〜」と声を掛けて微笑みあったほどです。ええ、日本語で。日本人がほとんどでしたから。
配色を考えて植栽されているのが、素人目にも分かりました。カメラを向けると、フレームの中で色がかぶらないんです。色の調和が取れている。

へぇ〜と思ったことが2つあります。
ひとつは、うどんこ病の宝庫だったこと。でも、これだけ咲いているんだもの、という驚き。
もうひとつは、見ているそばから新苗をどんどん植栽していたこと。どうりで背丈の揃った株が密集して植わっているわけです。管理体制、費用などはどうなっているんだろうと、現実的なことにも興味がわいたのでした。だって、イングリッシュローズって日本じゃ1本3,000円くらいするから…。

ロンドンではそれからまもなく、爆破テロが起こりました。
大江戸線や千代田線も真っ青(?)な深い地下鉄で、爆破・停電が起きて、どれだけ恐怖だったことでしょう。見慣れた街角が血で染まって、どれだけ悲しんだことでしょう。
日にちが違えば、私もその時間にその場所を通っていたのですから、遠い国の話では片付けられない気持ちになりました。
殺りくは未来の可能性も潰すことだと、私は思っています。そこから引き継がれていくのは負の感情とエネルギーであって、グローバリゼーションでも国際化でも桃源郷ではないと思うんです。私の大切な人たちが暴力の犠牲にあってほしくはない。それって、そんな大それた願いではないと思っていたのに、ややもすると一瞬にして崩壊するということですよね。
おりしも、平和・コミュニティ研究機構の活動が本格始動し始めて間もない時期の出来事だっただけに、やり切れない気持ちが一層つのりました。

薫風という語は、本来5月を指す季語なんですよね。
日本では春バラのシーズンは5月。英国は1カ月遅れの6月がシーズンです。
6月の旅でしたが、日本の5月に相当するということに(自分の中で勝手に解釈)して、あえて薫風という語を使いました。

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京成バラ園

ミニバラを手にして半年。大きなバラを見たくなって、秋バラの季節に行ってみました。
自分に方向性が欲しくなった、と言ったら大げさかな。バラを育てる、仕立てることに興味が深くなっていた時期でした。

余計な言葉はいらない。目で楽しみ鼻で味わったら、それだけで心が満たされ、口数が少なくなっていました。静かな喜びを噛みしめました。

香りに包まれるってこういう感じ? ゆったりとたゆたう時間が愛おしく、しぐさもしっとりとしてくる。一つひとつの花の香りではなくて、溶け合ってハーモニーのように庭園全体を漂っている香りに、心を預けてしまったような…。
帰途についても、脳裏に焼きついた香りがいつもより優しい気持ちを湧き立たせてくれたのでした。

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神代植物公園

すっかり忘れていたんですが、ここ、バラ園があったんですよね。
いそいそとカメラを持って出かけて見たら、人、人、人の人だかり。ちょっとしたお祭のような賑わいじゃありませんか!

バラの楽しみの一つは香り。
香りは、咲いているその場所で、しかも盛りのときでないと、十分に味わえないものだと思うんです。だから、人もこうしてたくさん集まるのでしょうね。

まだ私はバラ初心者なので、どのバラにどんな香りがあるのか、とても興味津々。
花に顔をうずめたいけど、柵のために鼻が届かなかったりするので、人間掃除機にでもなったつもりで、ずもーっと鼻から大きく息を吸い込んで、香りを堪能しました。
フルーツ香と聞いていたホワイトクリスマスを発見! 期待を膨らまして嗅いだけれど、う〜ん…これがフルーツ? 期待したのとは全然違って残念。むしろ私には刺激が強すぎる香りでした(今のところ、私にとってフルーツ香の王様は、アブラハム・ダービーです)。

色の洪水に身を置いていると、なんだか興奮してくるようです。
浮き足立っているのが自分でも分かるくらいに。
鮮やかさ? 大きさ? 花びらの形や数? 香り? いろいろな物が因子になっているとは思うのだけれど、バラには人を興奮させる魔力のようなものがあるように思えてなりませんでした。

そんなときにシンプルな白いバラを見ると、原点回帰というか、最後にはシンプルさに惹かれると言われることが理解できるような気がしました。白がスーっと心に染みる感じ。ちょっと前まで色の鮮やかさにキャイキャイ言ってたというのに、とても移り気で多情なの…。

バーチャルじゃダメ。自分の体で実際に感じないとね!
植物と向かい合うと、いつもそう思います。

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おいしい色

根っから食いしん坊な私。
被写体の一つに、「おいしい物」が自然と入ってくるのです。

でも、食べる前に撮るわけで(当たり前…)、一番空腹なときって手振れが起きやすいんですよ。たいていは室内で、もともと手振れの起きやすい環境ですしね。
撮ることを忘れて食べちゃうことも多いので、枚数が少ないです。(^_^)ゞ

Flash素材を借りて動くようにしたら、食べる前のウキウキ感が伝わってくるような気がしました。どうでしょうか?

随時、画像を追加していきますので、時々覗いてみてくださいませ。

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ミニチュア・クラフト

自分で作ってみたら、そこそこ楽しいかもしれないなぁ。
昔よりは手先が器用になっているだろうし、仕事から頭を切り離すのにちょうどいいかも。
その程度の理由で始めたんです。

やばい…楽しいぞ、これは!
気がついたら、作品がまとまった数になっていました。

デジカメがないときは、ピントが合ってくれなくて、うまく撮れなかったんですよ。
写真に収めることができるようになって、こうしてお披露目できるなんて、感慨深いものがあります。

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